パーパス経営コンサルティング

ありたい姿を描き、叶える伴走型サービス

創業から5年、10年、、、必死に事業を回してきた。しかし、経営理念がない（あっても参照しない）ことで専門性が磨かれずに苦戦している会社が多くあります。

TENPEI では、パーパスという形で経営理念を描き、体現していくことで「世のなかになくてはならない会社＝存在意義のある会社」をつくる支援をしています。

社員、顧客、仕入先、地域社会など、すべてのステークホルダーが笑顔になる会社を共に目指していきましょう！

このような課題はありませんか？

・コンサルティング業　（10～20名）

【課題】コロナ禍、社員の離職によって「我々は何のために存在しているのか？」に悩み、経営の軸が必要になった。

【成果】パーパスを作る過程で存在意義が明らかになり、経営判断に迷いがなくなった。一貫性が持てるようになった。「パーパスを体現できてるか？」という発言が社員からも出てきて、会社が変わりつつある。

・制作・出版業　（20～30名）

【課題】「何のために働くのか？」答えられない（社長）。「どこに向かって走ればいいのか？」わからない（社員）→ 会社のありたい姿が必要になった。

【成果】ありたい姿がパーパスとして明確になり、働く意義を語れるようになった（社長）。不安なく走れるようになった（社員）。会議のなかでパーパスについて言及する社員が出てきた。

・金属加工業　（40～50名）

【課題】先代から事業継承したが、進むべき道が不明確。事業を通して「社会貢献」したいが、どうすればいいのかわからない。

【成果】パーパスを作る過程で社会課題の構造の理解が進み、事業を通して貢献できる領域が明らかになった。先代からお墨付きをもらい、自信を持てた。パーパスを基に思考、判断するようになり、社内の改革が進みつつある。

・インターネットサービス業　（160名～）

【課題】ぼんやりとした変革イメージはあるが不鮮明。また、このままいくと既存理念との整合性が取れなくなる。

【成果】変革後のイメージ、変革へのロードマップが鮮明になった。既存の経営理念を修正し、変革の方向性とブレなくなった。何のために変革するのか？社会的な意義が明確になり、社員の納得感を醸成できた。

弊社はこのようなお客様の課題に寄りそい、課題解決の手段として「パーパス経営コンサルティング」を提供してきました。進むべき道が明確になり、経営の一貫性が高まり、組織の一体感も高まった。そして関わる全ての人が幸せになる。そんなパーパス経営を共に実践していきましょう。

パーパス経営とは？

これまでの経済で豊かにしたのは一部の人（主に株主）のみではないか？このままでは多くの人も、そして地球自体も持続不可能になってしまう。こういった問題意識から「この社会に存在する意義（パーパス）」に基づいた経営が求められています。

従来の経営理念（ミッション・ビジョン・バリューなど）には社会のサステナビリティ（持続可能性）という概念は必須ではありませんでした。しかし、これからの企業にはここが求められていきます。

パーパス経営コンサルティングでは、社会のサステナビリティを高めることを考慮した「この社会に存在する意義（パーパス）」と「存在意義を体現するための核となる価値観（コアバリュー）」を定め、新しい経営理念（パーパス＆コアバリュー）に基づいた事業と組織のアップデートに伴走します。

パーパス経営コンサルティングの全体像

■ パーパス策定のMTG

①準備　60分 × 6回

ここではパーパスを生みだすための情報を集めていきます。

会社の歴史から始まり、経営者の原体験と価値観、起きている社会課題、実現したい未来を明らかに。すると「この会社、この事業を通して、こんな社会を実現したい！」という想いが沸き上がってきます。

なお、ここでの議論をまとめて共有することで、この議論に参加していない社員も「だからこのパーパスなのか！」と納得・共感が高まります。

②結晶化　60分 × 4回

上記で集めてきた情報からパーパスを言語化します。

パーパスをつくる基本構造は「独自の価値提供」と「社会的な意義」の組合せ。TENPEI のパーパス「サステナブルな人と組織をこの地球へ」は「サステナブルな人と組織づくり」という独自の価値提供と、「それらをこの地球へ」という社会的な意義を組合せて作成しました。

また、ここではパーパスだけでなくコアバリュー（パーパスを体現するための核となる価値観）や、これらの補足文も必要に合わせて作成します。

【ロゴ制作】

ロゴはパーパスやコアバリューを凝縮し、10年、20年と受け継いでいくためのシンボル。DNAが刻み込まれた美しいロゴデザインは、人々の関心を呼び、行動を変える。パーパスを策定するタイミングで、ロゴを制作できます。

③研磨　60分 × 1回～

上記で作成したコアバリューや補足文は「仮」。ここから社員（特にマネージャー以上）を巻きこんで「完成版」に仕上げていきます。細かな言い回しまで徹底的にこだわり、全員が納得した形になるまでトコトン議論。合意形成までに最長で2カ月ほどかかった会社がありますが、この時間が重要。「自分たちの経営理念」に昇華させなければ浸透に苦労します。

★ TENPEI のここが違う！

社会課題についはSDGsが採択されるずっと前から環境、エネルギー、食糧、貧困、格差、人権、労働、技術倫理、政治、などの構造理解に努め、情報を蓄積してきました。これによって、企業・経営者が解決したい社会課題の分析～パーパスの策定まで、リアリティの高い議論のファシリテートができます。

■ 浸透計画のMTG　60分 × 3回

パーパス＆コアバリューが完成したら、次にこれらを事業と組織に落とし込む中長期のビジョン（展望）を描きます。

3年後、10年後、30年後と、どのような事業でどのような社会価値を生みだすのか？それを実現している組織の形とは？

この先、パーパス経営を進めていく地図を描くことで、経営判断に一貫性が生まれ、組織の一体感が高まると好評です。

また、これらをより具体化した未来組織図や直近の計画も描きます。

以上、設計フェーズは14時間～（週1回1時間のMTGの場合、3.5カ月）が基本の流れとなります。

＊料金の目安：200万（税別）　　※ロゴ制作は別途お見積り。

■ 実行支援

【事業】パーパスに基づいた

・中期経営計画の策定

・事業ポートフォリオの最適化

・既存事業の変革、新規事業の創出

【組織】パーパスに基づいた

・未来組織図を参照した再配置、採用

・評価制度、教育制度の改変、マネジメント研修

・社内外への発信、社内コミュニケーションシステムの改変、パーパス浸透ワークショップの実施、等

KellerのARCSモデルを活用し、普遍性の高いパーパス浸透メソッドを確立。実行支援においても確実な成果を出せるよう、これまでの経験＋各社に合わせた設計でご支援致します。

なお、実行フェーズは3～6カ月単位でのご支援が基本となります。

＊料金の目安：月額30万～50万（税別）

パーパス経営の核心は「経営者がパーパスを信じ、言動の矛盾と葛藤しながら、改善し続けられるか」にあります。さまざまな仕組みも大切ですが、なにより経営者自身が体現し続けること。そのご支援を弊社ではなによりも大切にしています。経営者との1on1、経営会議への参加、浸透プロジェクトのサポートなど、パーパスを綺麗事で終わらせないご支援をさせて頂きます。